FERROVIARIA ORIETAL鉄道に乗ってみた
22:00The 4th Country
BRASIL
4カ国目、ブラジルはコルンバという街にいます。
ここまでは、ボリビアのサンタクルスからキハロというブラジル国境沿いの街までFERROVIARIA ORIETAL鉄道の電車に乗り、キハロからコルンバまでは陸路で国境を越えてきました。
南米でも数少ない鉄道路線。
サンタクルス〜キハロ間は、バスという手段もあるのだけれど、せっかくなら電車に乗りたいので、サンタクルスに到着してすぐ、バスターミナル内にあるFERROVIARIA ORIETAL鉄道の窓口で、チケットを買っておきました。
普通だと所要時間18時間で70ボリ=約1,100円。
急行だと所要時間13時間で235ボリ=約3,800円。
せっかくなので、私は急行列車に乗ってみました。
火・木・日の18:00に出発する急行。
予定では翌朝7:00にキハロ着。
サンタクルスの駅で荷物を預けて待っていると…
来たー!
短っ。
まさかの2両編成。
でもさすが急行、車内はゆったりカマタイプのシート。
電車は定刻通りに出発。
車内では有料でご飯も食べられる(私は爆睡してたので食べませんでした)。
が。
どこが急行なんだよ!
ってツッコミたくなるくらい、電車の速度は遅い。
時速40〜60km程度で、ノロノロ走る。
そしてさすがボリビア。
たった1時間走ったところで停車し、外でなにやら車体を修理している。
ちゃんと整備してから客乗せてー!
そんなこんなでその場で2時間ほど停車。
翌朝も、ノロノロ運転は変わらず。
途中、野生のダチョウが走っているのを横目に、あと24kmでキハロ!というところまで来て、とうとうエンジンが止まる。
ごめん。24kmは歩く気しないから、頑張ってなんとか走って。
なんとか走ってくれた列車は、結局、予定より4時間遅れの11:00にキハロに着きました。
まぁ、こんなもんよね。
キハロの駅から国境までは、タクシーで10分ほどの移動。
ボリビアの出国手続きを済ませ、徒歩で国境を越える。
某ガイドブックでは、ブラジル側の入国手続きは国境ではなく、コルンバの街中の警察署で行うようにと書かれていたけれど、なんてことはなく、きちんと国境で入国スタンプを押してもらえました。
(ちなみに、私はブラジルビザは日本で取得していきました。)
ブラジル側でまたタクシーに乗り、さらに10分ほどでコルンバの街中へ。
ブラジルはボリビアよりやはりどこか垢抜けていて、街中もどこか陽気な感じ。
盛った分だけ量り売りしてくれるお店でランチ。
13レアル=約450円。
やっぱりボリビアより物価は高い。
明日からはブラジルの湿原、パンタナールツアーに行ってきます。
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