ラパスの魔女市場

6:00

The 3rd Country
BOLIVIA

ペルーのプーノからバスで国境を越え、途中のコパカバーナに立ち寄りつつ、ボリビアのラパスへやってきました。


ラパスの魔女市場にいたおばちゃん。


コパカバーナはティティカカ湖のほとりのちょっとしたリゾート地っぽい街。
ここから太陽の島へも足を伸ばせたのですが、戻りのタイミングが難しそうだったので、迷った結果、スルーしちゃいました。


ボリビアの首都はスクレという街なのですが、ラパスは実質上の首都の機能を果たしている標高3600mにある大きな都市。
すり鉢状に広がる街と、6000m級のワイナ・ポトシとイリマニ山を望むことができる、他に類を見ないカタチをした街です。
ちなみにすり鉢状の底に高層ビルなどのある中心地があり、基本的にはすり鉢の外側の高いところに行けば行くほど、貧困層の人々が多く住んでいます。
働きたくても、仕事のある中心地まで通勤するのにバスで1時間以上かけて通わざるを得なかった人々の救世主となったのが、2014年にできたケーブルカー!


乗ってみたかったので、ツアーに参加して乗ってきました!
ケーブルカーの登場によって、1時間以上かかっていた通勤時間が、15分に短縮されるなど、市民の足として欠かせない存在なのだそう。
ただ、これによって国が大きな借金を抱えているのも事実らしいけれど。。。


さて、ラパスには魔女市場なるものが存在します。
まずは市街地の中心、サンフランシスコ教会の裏手にある一角。


ぱっと見、普通のお土産やさんにも見えるのですが、


なんともあからさま。


出た!
リャマの赤ちゃんのミイラ。
リャマの赤ちゃんのミイラを作るためにはメスが必要なので、食用として流通するのはオスのリャマだけなんだそう。


なんともあやしい店内。
この一帯は、こうしたミイラがあちこちにぶら下がっているので、ホルマリン臭というか、思わずうぇってなるような臭いが立ち込める。
お店のおばちゃんに「魔女なの?」って聞いてみたら「私は違う」って言ってた。
じゃどこにいるの?

と思ったら、本物の魔女市場なるものが、ラパスに隣接するエルアルト市のメルカドの一角にあるという。
それがこちら!


あやしい。。。
このドアひとつひとつに、それぞれの魔女が営むお店が入っています。
本物の魔女たちは当然秘密主義のため、とてもデリケートなエリア。
写真も人目を盗んで撮ってました。
どうしても興味を抑えられず、留守のお店の中をこっそり覗いてみると……「こらー!」って遠くから店の主の魔女に怒られて、追い返されてしまいました。。。
ちらっと見た中には、人間の頭部のミイラがいくつも並んでいたり、ロウソクや謎の液体の入った瓶が棚に並べられていました。
なんともはや。。。
どういう人が、どういう目的で呪術を依頼に来るのかしら。


そんなこんなでラパス観光をした後は、その日の夜行バスでいよいよウユニへ移動です。

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